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女子日本代表:FIBA女子ワールドカップ準々決勝予選 中国に81-87で敗れ、ベスト8進出ならず今大会終了

 「FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2018」はベスト8進出を懸け、AKATSUKI FIVE 女子日本代表は同じアジア地区の中国と対戦。これまでのFIBA大会における戦績は8勝25敗であり、アジアチャンピオン3連覇した日本は目下4連勝中。しかし、今回の世界舞台では81-87で敗れ、中国にリベンジされる結果となりました。ベスト8に入ることができなかったチームは、残念ですが早々に大会終了となります。

 「トランジションがすごく速くなり、また日本のトランジションを止めに来ていたことは分かりました。日本のシュートも警戒され、スクリーンをかけても絶対に自分にはマークがついていました。前半はドライブができていましたが後半は潰され、センターのダイブもアジャストされている感じでした」という#52 宮澤夕貴選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)はユニフォームの裾を握りしめ、声を震わせながら試合を振り返ります。

 #8 髙田真希キャプテン(デンソーアイリス)も、「出だしは本当に良かったですが、自分たちの悪い部分であるボールと人が止まってしまいました。高さがない日本はもっとディフェンスで相手のミスを誘いたかったのですが、今日はフィニッシュまで持って行かれてしまいました。自分たちのオフェンスもスローインからスタートとなるので、なかなかリズムを作れなかったのが敗因です」と日本のスタイルを出させてもらえませんでした。

 世界の舞台に立ち、そして敗れたことで「日本の強みや課題はこれまでとずっと変わらないですし、あらためてみんなも分かったはずです」と#0長岡萌映子選手(トヨタ自動車アンテロープス)が言うように、若いチームにとっては多くのことを吸収する場となりました。「これで終わりではないので、また次に向けてここからチーム全体でレベルアップをして戻って来ます」と顔を上げました。

 トム・ホーバスヘッドコーチは「負けたのは悔しいですが、下を向いてはいません」と、世界にも通用する手応えを実感しています。今大会を通じて、「髙田が頼もしいリーダーになり、宮澤も波がなくなったことで安心できるプレーヤーになりました。本橋(菜子)も羽田ですごいプレーをしていましたし、それが世界でも通用しました。馬瓜(エブリン)はまだ波はありますが、気持ちが強いのでこれからもっともっと上手くなります。オコエ(桃仁花)も良い働きをしていましたが、まだ何をするかを私自身が把握しきれていないので、これからが楽しみです。若い選手たちにとっても大きな経験になりました」。最後に、こう断言しました。

「このチームはこれからもっともっと強くなっていきます」

 目標としていたメダルは、はるか頭上にある現実を突きつけられました。ロッカールームに戻った選手たちは、「すごく悔しい表情をしていました。そのことを忘れないで欲しいです。東京オリンピックにつなげていくためにも、この経験ができたことが一番の収穫です」と髙田選手はポジティブに捉えています。宮澤選手も、「今後のWリーグで一人ひとりが成長し、来年のFIBAアジアカップでまず結果を残して、2年後の東京オリンピックでは金メダルを獲れるように、日本に帰ったらすぐにいっぱい練習をして、また代表に戻って来ます」とさらなる努力を誓っていました。

 東京オリンピックまで、あと666日。ここから女子バスケットボール界全体でさらなるレベルアップをしなければなりません。今回、世界レベルを肌で感じたこの12名が先頭に立って、次こそ笑顔で金メダルを獲得するために努力を続けていきます。連日、現地や日本から多くのご声援ありがとうございました。期待に添えない結果に終わりましたが、引き続き、Wリーグで活躍する選手たちへ応援をよろしくお願い致します。

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